自動車のキーをインロックではなくて完全に紛失してしまった場合の対処
2017年07月25日 16時05分

「遺失届」の手続きをしましょう。
出向いてもいいですし、電話でも届けは出せます。
最近はインターネットで申請することもできるみたいですから、その地域が対応しているのかを確認しましょう。
鍵をなくしたときの状況や鍵の特徴など、できるだけ具体的に詳細に説明することが大事です。
警察に受理されると「受理番号」が交付されます。
大切にその番号を控えておきましょう。
鍵が見つかった場合の引換時に必要になりますから、無くしたり忘れたりしてはいけません。
ディーラーに依頼すれば純正のキーをもう一度作成してくれます。
一般的には数週間程度はかかるでしょう。
そんな時間的な余裕がないならば、鍵専門業者に相談してみましょう。
鍵の種類にもよりますが、対応できる場合は最短で1時間程度の時間の対応が可能です。
業者はネット検索してもいいですし、電話帳で探すといいです。
ロードサービスが提携している業者を紹介してもらう方法もあります。
鍵専門業者が決まったら、無駄なく動いてもらうために次のことは事前に確認しておきましょう。
・メーカー名
・年式
・グレード
・停車位置
・自動車の状態
・鍵の種類
しかしながら、鍵をなくしている場合は、車検証は自動車の内部にあることがほとんど。
年式や型式は不明なケースが多いです。
その場合はディーラーに連絡して確認することも試してください。
停車位置は立体駐車場に止めているなどでいいでしょう。
業者が一番知りたいのは鍵の種類の情報です。
特に大事なことはイモビライザーが搭載しているキーかどうかです。
イモビライザーは電子読み取り装置のことです。
それによって、作業内容も違いますし、見積もりも違います。
必要な機材が異なります。
できるだけしっかりと説明できるようにしておきたいですね。
プロならば、自動車を見ればイモビライザー搭載車かどうかすぐにわかります。
しかし、イモビライザーが普及していない時代は、
自動車の持ち主も鍵専門業者もイモビライザー搭載車と気がつかないで、
動作しないスペアキーができあがっても解錠しないこともあったようですね。
では、イモビライザー搭載車かどうかは、どのように確認したらいいのでしょうか?
1番目は「インジケーターランプが点灯しているかどうかです。
メーター周辺をみてみましょう。
鍵のマークのインジケーターランプがあれば、イモビライザー搭載車と考えていいです。
しかし、自動車メーカーによっては、鍵のマークじゃなくて「SECURITY」と文字が点灯することもあります。
多いのは鍵マークのイモビランプでしょう。
2番目は「イモビライザーステッカーの有無」です。
窓ガラスにステッカーが貼られていることが多く鍵マークが特徴ですから判別しやすいです。
イモビライザー鍵の場合は、メーカーごとに盗難防止の仕組みが異なります。
鍵専門業者でも対応できないタイプもあります。
見積もりに関してはしっかりとチェックしたほうがいいですね。
急ぐ必要がないならば、ディーラーに依頼するのがベストな方法です。
純正ですから動作しないことはありません。
再発行する場合は「キーナンバー」が必要。
これは鍵の種類を識別する番号です。
納車したときに受領した書類やアルミニウム製のプレートに記載されていると思います。
これを探し出しておきましょう。
これも紛失しているとキーシリンダーを外して、刻印されている番号を直接読みとらなければなりません。
またまた余分な工賃がかかってしまいます。相場的には3000円から4000円ほど。
オーダーしてから新しいキーが届くまで1週間程度は必要です。
費用も車種やメーカーによって違います。
安ければ3万円程度ですが高いと10万円を超します。
電子キーではないならば数千円ですが、最近のものならば高くなりますよ。
カーシェアリングやレンタカーのキーの紛失の場合はレンタカー会社に連絡をしましょう。
その指示に従って手続きをしてください。